売却価格の決め方と依頼の方法

それぞれのラインをもとに売却する計画を立てる

前項のそれぞれの金額ラインをもう一度見直しましょう。なお、順序は価格が低い(であろう)順に並べ替えます。

  1. 売主さん(あなた)の残債額+諸費用+引越し費用を合わせた最低の売却ライン
  2. 不動産業者数社から聞いた平均査定金額ライン
  3. 売主さん(あなた)の希望する売却ライン

たとえば、

  1.  ⇒ 2000万円
  2.  ⇒ 2200万円
  3.  ⇒ 2400万円

とすると、

 

◆すぐにでも売却しなければいけない場合は、不動産業者の担当者へ

「売り出し始めは(2.の)2200万円で広告を出して下さい。もし買主さんから値引き交渉があったら(1.の)2000万円までなら対応します」

と伝えておけば担当者も内覧にきた購入希望者に即答できます。

 

◆売り急いでいないのであれば担当者へ

「半年間のうちに決めたいと思っています。最初の3か月は(3.の)2400万で広告を出して下さい。もし値引き交渉があったら(2.の)2200万円までなら対応します。また3か月を経過して良い反応がなかった場合は(2.の)2200万円で広告を出し直して下さい。」

と伝えておけば担当者は同様に内覧者へ回答が対応できます。


まとめ

売主(あなた)の状況と売却したい日から逆算した日数を考慮しながら、金額ラインを調整していきましょう。その金額と日程のラインが明確だと担当者が動きやすく売却チャンスを逃しません。


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三井のリハウス

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