マンション売却交渉術

買主がどのように物件を探しているか考える

残念ながら今の価格ではなかなか売れないというとき価格を下げることを考えます。その際、ただ闇雲に下げるのではなく、思い切ってさらには安く感じるような根付けをするようにしましょう。以下買主の目に留まる値下げの方法です。

  1. 価格を下げる場合は最低10%は下げる。
    1000万、2000万の金額を扱う場合、数十万円の値下げは意味がありません。買主は住宅ローンを組んで購入する方が多く長い返済月数からすると数十万円では微々たるものです。よって、値段を下げる場合は最低10%は下げるようにしましょう。
    1000万円×10%=100万円、2000万円×10%=200万円
    思い切った価格変更をしないと新しい層の買主さんの目には留まりません。
  2. 端数を考える。
    今度は10万円の単位を微調整します。よく電化製品やスーパーのチラシでも19,800円、999円などと端数の部分をいくらか下げた価格って多いですよね。やはり人間の心理で安く感じてしまうものです。それと同じように1000万円であれば980万円、2000万円であれば1980万円などと微妙に端数を下げておきましょう。
  3. インターネットで検索をかけるときの価格帯に注意する
    買主が物件を探すときだいだい500万円単位になっている検索窓で希望の価格帯を選んでいきます。たとえば、2010万円と1990万円であればその差20万円。その際2000万円までと考える買主に2010万円の方は検索から除外されてしまいます。そのことを意識して価格を決定していきましょう。

まとめ

購入した時のことをもう一度思い出して、買主の立場になって考えてみましょう。どんな考えをするか、どんな行動をするか。それが早期売却への突破口となります。


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三井のリハウス

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